畠春斎 Hata SHUNSAI
畠春斎 Hata SHUNSAI
古典に学びつつ新しい茶の湯釜のかたちを模索し続けております
畠春斎氏は、確かな伝統技法により常に斬新な感覚で現代の茶釜に挑戦し続けている、重く無骨な釜を、現代的に軽く見せるバリエーションの幅は広く、まるで花や和菓子のように見えるその姿は洗練された華やかさがある。富山を代表する鋳物師の家に生まれ、高岡鋳物の担い手。今回は来年の兎年に合わせミヤケマイとのコラボの二兎を得るという、二人のコラボレーションに、ふさわしいおめでたい釜を制作。かの山と向かい合わせの二兎、取り合わせを考えるのが楽しい作品となっています。
Biography
1976 富山県高岡市に生まれる
1996 父二代畠春斎より釜づくりを習う
Awards
2007 第54回日本伝統工芸展 朝日新聞社賞
2013 第60回日本伝統工芸展 NHK会長賞
Public Collection
東京国立近代美術館
メトロポリタン美術館