松林豊斎 Hosai MATSUBAYASHI
四百年の歴史を持つ朝日焼の十五世窯元松林豊斎(まつばやし ほうさい)の長男として生まれる。父の指導の下、陶芸の技術を学び、二十五歳より陶芸作家としての活動を始める。
主に、茶道具を中心に制作を行い、日本各地での個展〈展示会〉の開催。海外での作品の発表も行う。また、日本のお茶の文化を海外の人に知ってもらうための活動も積極的に行っている。
伝統的な朝日焼の技術をベースに、古くからの茶道の美意識と、現代的な感性の調和を目指して制作を行っている。また、自身の作家活動とは別に朝日焼の工房としての新たな取り組みも行い、伝統工芸を世界に発信するプロジェクトgoonに参加。デザイナーとのコラボや、新しい茶器の制作などを行っている。
Biography
1980 朝日焼十五世松林豊斎の長男として生まれる
2003 同志社大学法学部を卒業
2015 英国セントアイブスのリーチ窯にて作陶
2016 平等院浄土院にて朝日焼十六世豊斎を襲名
高円宮妃殿下より「朝日」の拝領印を賜る
2017 京都髙島屋、日本橋三越にて襲名展を開催
2018 ウェールズナショナルミュージアムにて作品買上
2020 ロサンゼルズnonaka-hill galleryにて個展開催
2021 益子陶芸美術館バーナード・リーチ100年の奇跡展にて所蔵作品を展示