中村ケンゴ Kengo NAKAMURA
中村ケンゴ Kengo NAKAMURA
大阪生まれ、東京在住。多摩美術大学大学院美術研究科修了。Eメールで使われる顔文字、ワンルームマンションの間取り図、マンガの吹き出しやキャラクターのシルエットなど、現代社会を表象するモチーフから、美術史上のさまざまなイメージまでをも用いたユニークな絵画を制作。和紙に岩絵の具という日本画の技法で描かれるこれらの作品は、近代になって生まれた日本の「美術」という概念を相対化する仕事でもある。また、絵画制作だけでなく、他ジャンルのクリエイターとのコラボレーションのほか、展覧会、シンポジウムなど様々なアートプロジェクトの企画運営にもあたる。国内外の展覧会、アートフェアに多数出品。近年の発表は「紫幹翠葉-百年の杜のアート」(明治神宮ミュージアム2020年)「たえて日本画のなかりせば」東京都美術館篇」(東京都美術館2022年)など。