吉田直嗣 Naotsugu YOSHIDA
吉田直嗣 Naotsugu YOSHIDA
1976年生まれ。東京造形大学卒業後、陶芸家黒田泰蔵氏に師事。2003年に独立し、静岡県駿東郡で作陶をはじめる。静かな表情の奥に感じる深い思考性と潔さが、多くのファンの心を掴む。鈍い光を放つ鉄釉の黒陶、なめらかな質感の白磁に加え、マットな墨黒釉も手掛ける。
吉田直嗣氏の、シャープで現代の暮らしに添う、日常使いに適した強い硬質の磁器の形状、なめらかな質感のデザイン性の高い釉薬の使い方、その端正さとは裏腹などこか自由な空気感は黒田泰蔵氏譲りなのでしょうか。バランスのいい作品には静岡の自由で軽やかな風を感じます。