品川亮 Ryo SHINAGAWA

 品川亮 Ryo SHINAGAWA

1987年生まれ、大阪府出身。京都を拠点に活動。2015年に、翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都の客室を飾る襖絵の制作で注目を集め、同年に「京展」館長奨励賞を受賞。琳派や狩野派、水墨画などの伝統的な日本の絵画をベースにしながら、現代的な要素を取り入れた作品を制作。歴史や伝統を再考し、現代美術の流れを組み込むことによって、新しい日本の絵画作品の可能性を拡張し続けている。掛け軸や襖絵といった表具にも積極的に取り組みながら、多様な手法を駆使して現代の空間と対峙している。主な個展に、「踏青」(MISTUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY、東京)、「LANDSCAPE」(oil by 美術手帖ギャラリー、東京)、「Nature’s first green is gold,」(銀座 蔦屋書店 、東京、2020)、「GOLD,WHITE AND BLACK 」(AIR 加茂なす、京都、2020)、グループ展に「紫幹翠葉-百年の杜のアート」(明治神宮ミュージアム、2020)「Volta NY、ニューヨーク)など。国内外での展覧会、コミッションワーク多数。

Comment


近代制度の中で発展した「日本画」によって分断された、本来我々日本人が問うべき絵画とは何か。日本の絵画は、現代にどのようにつながるものだったのかを知りたくて制作を続けています。
それらはあくまでもローカルなものではあるけれど、今生きている僕にとってよりリアリティのある、本質的な絵画になりうるのではないか、と考えています。


【主な個展】

2022 踏青 (MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY / 東京)
2021 LANDSCAPE (oil by 美術手帖 ギャラリー / 東京)
2020 Nature’s first green is gold,  (銀座 蔦屋書店/ 東京)
    深海 (un petit garage / 東京)
  GOLD, WHITE AND BLACK (AIR 賀茂なす / 京都)
2015 SHINAGAWA RYO solo exhibition (京都芸術的中心 / 京都)

【主なグループ展/フェア】

2022 伏線 (Eslite Gallery / 台北)
2021 じねんのいのち(CADAN 有楽町 / 東京)
2020 紫幹翠葉 (明治神宮ミュージアム / 東京)
VOLTA New York (Metropolitan West / ニューヨーク)
2019 アートフェア東京 ( 東京国際フォーラム)
ARTISTS’ FAIR KYOTO (同2018 / 京都文化博物館 / 京都)
One Art Taipei (台北西華飯店 / 台北)
2018 November island (win win art / 高雄)
Contemporary Talents of Japan (Ronin gallery / ニューヨーク)
京都府新鋭選抜展 (京都文化博物館 / 京都)
Spoon Art Show (KINTEX Exhibition Center / ソウル)
2017 刓、婉、完 (uJung gallery / 韓国 ソウル)
Taiwan Annual (Taiwan Expo / 台北)
无纸境 (X gallery / 大連)
insecure tied land (frees art space / 台北)
the international art exchange exhibition (HoMA / ソウル)
2016 じっと (anne mosseri-marlio galerie / バーゼル)