水代達史 Satoshi MIZUSHIRO

 

水代達史 Satoshi MIZUSHIRO

金属工芸において、主に加飾を専門とする彫金技法を用いて制作しています。古来より継承されてきた伝統技法を礎としながらも、自身のフィルターを通し、現代的な素材や手法など様々な要素を取り入れることで、時代性や独自性を意識した新しい表現としての価値を提案していきたいと考えています。

自然物を対象として制作しておりますが、二つの独立して存在する生態を組み合わせて、一つの形態として表すことで生まれる美しさや愉しさを、作品の中に感じてもらえたらと思っています。

 花や鳥などの擬態シリーズ、生き物の持つ美しさとその生き物が内包する世界観を象徴的に表現している文様シリーズなど、子供から大人までワクワクするような作品を手掛ける彫金のアーティスト。

Biography 
1982 千葉県生まれ
2009 東京藝術大学工芸科卒業
2011 東京藝術大学大学院美術研究科彫金修了
2012 東京藝術大学彫金研究室教育研究助手
2015 東京藝術大学彫金研究室非常勤講師
現在 金沢美術工芸大学工芸科准教授

 Awards
2009 原田賞・台東区長奨励賞(東京藝術大学)
2010 Via Art 2010 審査委員・池内努賞
2020 宗桂大賞