つのだゆき Yuki TSUNODA

 つのだゆき Yuki TSUNODA

パーナーワークという技法でイタリアのガラスを使用し、ほぼ実物代の昆虫作品を制作しています。

つのだゆき氏は、美大のメディアアート学科が工芸に入ってきている時代を象徴するような作家である。作りたい昆虫や自然物を観察し、大概実寸1分の1の作品をガラスで制作している。氏の作品で最初に拝見したのが血を吸って、腹が赤くなっている蚊だったが、叩きそうになるほどにリアルで、虫同様叩いたらすぐバラバラになるガラスで制作しているところにセンスを感じた。又蚊はガラスと相性がいい、昆虫は割とガラスと合うのだなと意外性を教えてくれる。この若さでもう自分の工房件ショップを持っているところも今時の作家さんである。

Biography
2013 女子美術大学 メディアアート学科卒
   卒業後、硝子昆虫作家として活動を始める
2015 神楽坂にて初個展
2016 アメリカ・ツーソンジェムショーに作品を展示
2020 伊賀・赤池住宅にて個展

それぞれ年に1回程の頻度で都内で個展、グループ展、イベント参加をしています。

Awards
2013 卒業制作「蟲」優秀作品賞受賞